音楽家からの贈り物

音楽は、喜びや感動を与えてくれたり、時に優しく寄り添い、励ましてくれる。クラシック音楽のイベントやコンサート等の主催、オススメの音楽・映像・アーティスト、コンサート、イベント等の紹介を通じて、音楽家からの素晴らしい音楽の贈り物をご紹介して参ります。

東京国際音楽祭プレ大会( ^ω^ )♬♬

5月5日に、東京ビッグサイトで開催された「東京国際音楽祭プレ大会」に出席してきました。この音楽祭は、吹奏楽、マーチング、オーケストラ、弦楽合奏、合唱、Jazz and Popsといった幅広い音楽の魅力を伝える演奏会、クリニックをメインに展開されています。
なお、本大会は来年2018年5月4日(金)~6日(日)の3日間開催が決定しています。
「東京国際音楽祭」公式サイト
http://timf.jp/
「東京国際音楽祭」Facebookページ
https://www.facebook.com/TokyoInternationalMusicFestival/
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私は普段体験できないものを味わってみようと、演奏会は聴かず、音楽指導者によるクリニック全8講座のうち、計6講座をハシゴしながら聴講させてもらいました。

(1)特別編吹奏楽クリニック 藤重佳久先生(活水大学音楽部教授、日本マーチングバンド協会副理事長、日本マーチングバンド協会九州支部理事長)
(2)ヴァイオリン 金田幸男先生(NHK交響楽団々友)
(3)クラリネット 磯部周平先生(東邦音楽大学教授、NHK交響楽団々友)
(4)コントラバス 志賀信雄先生(国立音楽大学招聘教授、NHK交響楽団々友)
(5)サックス 中村均一先生(日本大学芸術学部講師、尚美ミュージックカレッジ講師、サクソフォーン奏者)
(6)トランペット 津堅直弘先生(NHK交響楽団々友、東京音楽大学教授、洗足学園音楽大学客員教授、日本トランペット協会会長)


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私も個人的に合唱やヴィオラを演奏するので、ジャンルは異なるものの、それぞれの指導内容やエッセンスはとても参考になりました。その中で大変印象的だったのは、トランペットの津堅先生が本番であがらない方法として紹介された「200回練習法」です。これは練習の回数を正の字で書き留め、200回分に達したメモをポケットに入れて本番に臨むというものです。

練習はウソをつかない。回数を重ねれば重ねるほど、それは自信となる。頭で理解は出来ても、実際に200回練習するには本人の強い意志も必要となる。

ちなみに津堅先生は、NHK交響楽団N響)で首席トランペット奏者を32年間務められてこられた方です。32年間ですよ( ゚Д゚)トランペットは金管楽器の中でも高音を担い、演奏を引っ張っていくので、間違った時には非常に目立ちます。しかもN響コンサートはテレビ放映もされるので、最も演奏を耳にする機会が多い楽団でしょう。

100%の演奏を目指して練習する。当たり前のようでこれを成し遂げるのは容易なことではない。とてつもない重責を担いながら、定年を迎えるまでの32年間を走り続けて来られた。見えない所で弛まない努力がなければ、決して果たす事は出来ない偉業だろう。