音楽家からの贈り物

音楽は、喜びや感動を与えてくれたり、時に優しく寄り添い、励ましてくれる。クラシック音楽のイベントやコンサート等の主催、オススメの音楽・映像・アーティスト、コンサート、イベント等の紹介を通じて、音楽家からの素晴らしい音楽の贈り物をご紹介して参ります。

ヴァイオリニスト五嶋龍さん出演番組「サワコの朝」を見て

毎週土曜あさ7:30~放送の、MBS毎日放送(TBS系全国ネット)の「サワコの朝」。阿川佐和子さんとゲストとのトーク番組で、私はこの番組をよく見ています。6月17日放送では、ヴァイオリニストの五嶋龍さんがゲストでしたが、皆さんご覧になりましたか?

3歳からヴァイオリンを始めた五嶋龍さん。阿川さんから「ずっと続ける事を辛いとか嫌だと思った事はあるのか?」との問いに、「毎日思っていた。しかし、それは当然で、毎日闘わないといけない。何かを極めるというのはタフな道だ。」と五嶋さんはお話しされていた。

五嶋龍さんは、お姉様であるみどりさんについて、「姉を乗り越えるというのを諦めた。同じ勝負をしてもしょうがない。自分に素直に自分の音楽を演奏するし、ルールにも沿わない。」と。

そして、「音楽一筋の狭い道を歩んでいく人達の姿を見て、絶対にこうはなりたくない。自分のやりたい事をやろうと思った。」と語られていた。『音楽』という存在について、自分の精神を乗っ取られる恐ろしい悪魔のように表現されていた五嶋龍さんのお話がとても印象的でした。

アスリートの世界を見ても、そのスポーツを一筋に取り組まれ、プロ選手になる事や、世界的な大会へ出場することを目指して小さい頃から必死に取り組まれている。一方で、才能の限界を感じたり、ケガや病気等で、泣く泣くその道を断念せざるを得なくなった人も大勢いる。一つの道を極める上で、周りを見向きもせず、ただひたむきに真っすぐ走り続ける事も大切なのだろう。ただ、五嶋龍さんのように様々な世界を見ながら本流であるヴァイオリンに向き合う事によって、絶妙なバランス感覚と精神を身につけられ、その柔軟性が音楽の世界にもプラスになっていると感じました。

無料見逃し配信サービス「MBS動画イズム」で約1週間番組を見られますので、見逃された方、もう一度見たい方は、ぜひチェックしてみて下さいね。

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